祈りのバトン
2026/10/10
祈りのバトン
祈りのバトン
SAKUYA Harmonies/伊藤香織
今日、自転車に乗っていたときのことです。
いつもの道を走っていて、
あるカーブに差しかかったとき、
ふっと、不思議な感覚がありました。
「このカーブを曲がるとき、私は誰かに祈られている」
そんなふうに感じたのです。
誰なんだろう。
男の子なのか。
女の子なのか。
未来の自分なのか。
それとも、
過去の自分なのか。
誰なのかは、わかりません。
顔も見えないし、
声が聞こえたわけでもありません。
それなのに、
「大丈夫だよ」
「幸せでいてね」
そんな優しい祈りに包まれているような気がしました。
ほんの30秒の出来事
自転車でカーブを曲がる。
時間にしたら、
ほんの30秒ほど。
日常の中にある、
何でもない出来事です。
きっと、そのまま通り過ぎてしまえば、
明日には忘れてしまうような瞬間。
でも私にとっては、
なぜかとても特別な30秒になりました。
もしかしたら私たちは、
自分では気づかないところで、
たくさんの人の祈りを受け取りながら
生きているのかもしれません。
親が子どもの幸せを願うように。
大切な人の無事を願うように。
もう会えなくなった誰かの幸せを、
ふと思い出して願うように。
そして、その祈りは
その場で消えてしまうものではなく、
誰かから誰かへ。
過去から今へ。
そして今から未来へ。
目には見えないけれど、
ずっと受け渡されていくものなのかもしれません。
誰かの幸せを祈るということ
私は今日、ふと思いました。
誰かの幸せを祈るというのは、
誰かに祈られた幸せを受け取ることでもあるんじゃないか。
誰かのために、
「幸せでいてほしい」
「笑っていてほしい」
「元気でいてほしい」
そう心から願うとき、
その優しい気持ちは、
相手だけに向かっているようでいて、
実は自分の心も
温かくしてくれている。
誰かの幸せを願えること自体が、
すでにひとつの幸せなのかもしれません。
今日、私が受け取ったように感じた
小さな「祈りのバトン」。
それが誰から届いたものなのかは、
きっとわかりません。
でも、わからなくてもいい。
受け取った優しさを、
今度は私が誰かに渡していけばいい。
今日、あなたが大切に思う人が
笑顔で過ごせますように。
今日、どこかで頑張っている誰かが
少しでも心穏やかに過ごせますように。
そして、
この文章を読んでくださったあなたにも、
優しい出来事がありますように。
誰かのために祈る。
それはきっと、
自分もまた、幸せを受け取ること。
過去から未来へ。
人から人へ。
目には見えない優しい祈りは、
今日もどこかでつながっている。
「祈りのバトン」
私も今日、
そっと次の誰かへ渡していきたいと思います。
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【産前産後ケア専門】 SAKUYA Harmonies (令和8年8月7日より それ以前 かおりビューティサロン) 代表 伊藤香織
〒340-0034
埼玉県草加市氷川町2155-21
電話番号 : 048-951-5614
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